マイナー言語は自分のために学べ、将来性などは気にするな
こんにちはダニエルです
突然ですが僕は先ほどこのようなツイートしました
僕は趣味でインドネシア語や広東語、ロシア語などを学んでいるがそのことを友達に話すと「その言語は将来役に立つの?」と聞かれる
— だにえる (@Xwa6oySuE6qljLV) 2018年10月1日
しかし僕は役に立つかどうかで言葉を学んでいるわけではないし、自分のために学んでいるのではっきり言ってどうでもいい
僕のいる早稲田大学という大学は学習することのできる言語が多く僕も自主的にあんまり有名ではない言語、つまりマイナー言語について学習しています
そして今回の記事は僕と同じようにマイナー言語を学習していたり、マイナー言語を学習したいと思っている人に向けた記事となっています
特に大学の外国語学部などに進学する際に両親から
「そんなマイナーな言語を学んだところで将来役にたったり、就職する際に有利になったりするの?」
とかを聞かれたことがあり自分のやりたいことが両親や周りの人に認めてもらえない人に特にみてもらいたいです
マイナー言語とは
僕が勝手に定義するマイナー言語というのは学んでいる人の多い言語ではなく学んでいると珍しがられるような外国語のことです
たとえば
- インドネシア語
- アイルランド語
- デンマーク語
- タイ語
- ロシア語
- 広東語
- マレー語
- アフリカーンス語
- カンボジア語
など挙げていけば切りがありません
このような言語は世界中にたくさんあり自分の知らない言語の方が全然多いと思います。
僕はこの中でもインドネシア語・広東語・ロシア語を学んでいます
これらの言語がメジャーにならないのはなぜ
これらの言語がいつの日か英語・中国語・フランス語・スペイン語のような言語と同じようにメジャーな言語と言われる日は果たしてくるのでしょうか?
ここからは僕の個人的な意見ですがこのような言語がメジャーな言語と言われる日は多分来ないと思います
というのも英語・フランス語・スペイン語はもともと植民地を統治する側の国の言語で、今世の中でマイナー言語と言われる言語はいわゆる統治される側の国の言語です
そうなるとマイナー言語を話す国人でも英語・フランス語・スペイン語などのいわゆるメジャー言語を話すことができるのでどんどんマイナー言語の重要性が減少して一気マイナー言語が淘汰されていくという構図が世界中の国で今現在起こっています
周りの人のいう将来性とは?
自分も多くの人に言われたのですが
「その言語を学んだところで将来役に立つの?」
この言葉が言いたいことを簡潔にまとめると
そんなよくわかんない言語を学ぶことに時間をかけてその言語を学んだところで将来役に立つかはわかんないんだから、プログラミングとか英語と将来役に立ちそうなことに時間を使った方がいいんじゃないの?
多分こんなことを言いたんだけど直接は言えないから回りくど言い方で言っているんだと思います。
マイナー言語に本当に将来性はないのか?
マイナー言語に本当に将来性がないのかと言われると正直言って微妙なところです。
例えばインドネシア語を学習していると将来インドネシアに移住したりして仕事をしたり、生活をしていく上では非常に役に立つでしょうまたインドネシアを相手に商社などで仕事をする際にもとても役に立つでしょう
しかし日本で生活をして日本人を相手に商売や仕事をするならばマイナー言語を学ぶ意義ははっきり言って少ないでしょう
ただマイナー言語ということを逆手に取りマイナー言語の教師などの職についたり、通訳として活動するならば必ずしも将来性がないとは言えないでしょう
またマイナー言語の場合もう一つの将来性という言葉があります
それは今学んでいる言語自体の消滅です
言語は話している人が少なくなってくると自然になくなっていったりします、例えば日本でも話されることのない方言は自然となくなっていきアイヌ語なども消滅の危機にあります
しかしこの言語の消滅も話している人がいなくならない限り起こることはありません
なので小さな国のある一部の方言にのみ特化して学習しているという方以外は安心してください
学ぶ機会はあるのか?
日本にはマイナー言語を学ぶことのできる機会が多くあります
例えば東京外国語大学では東外大言語モジュール このような学習モジュールを誰でも利用できるように公開しています
ここではマイナー言語も学ぶことができ誰でもマイナー言語を学ぶことのできる環境が整っています
また今からマイナー言語を中心に学習したいと思って大学に進学する人は
- 東京外国語大学
- 大阪大学外国語学部
の二つがおすすめです
この二つの大学は他の大学の外国語学部と違いマイナー言語(カンボジア語やインドネシア語など)を専門に学ぶことのできる数少ない大学です
学びたいと思った理由をもう一回思い出そう
多分メジャーな中国語やフランス語を学びたいと思う人よりインドネシア語やタイ語などのマイナー言語を学びたいと思う人の方がその学びたい言語に対する思いは大きいと思うんですよ
例えばその言葉を使う国の文化や人柄に惚れたなど様々な理由がありその言語を学びたいと思うはず
そのように最初になんでその言語を学びたいと思ったかをもう一度思い返して、周りの人の将来性などという言葉に惑わされることなく自分のやりたいことをやり通しましょう
学んだ後に初めてその言葉を学んだことが無駄か無駄じゃないかが初めてわかります
またこのことは他のことにも共通しているので自分のやりたいことをまずはやってみましょう
今回はこんなところで終わりにしたいと思います