TOEIC,TOEFL,IELTS,英検それぞれの英語試験の違いと特徴は?
こんにちはダニエルです
今回は様々ある英語試験の中でも特に受験者の多いTOEIC,TOEFL,IELTS,英検の4つを取り上げてそれぞれの試験の違いや特徴について書いていきたいと思います
自慢ではないのですが自分はこの4つの英語試験の全部を受けて一応どのくらいのレベルかなどは心得ているつもりです
それぞれの試験の違い
TOEIC
TOEICは日本ではよく聞く英語試験だと思いますがこのTOEICという試験は実は日本と韓国では有名で入社試験や英語運用能力を示す試験として扱われることが多いのですこの2カ国以外の国では全く有名ではありません笑
もともとTOEICという試験は英語運用能力のうち特にビジネスの場面においてどれくらい英語を使うことができるかを測るものとして開発され、実際に試験の問題もビジネスの場面を想定したものが多くリスニングも会議の場面などが度々登場します
このようにTOEICはそもそもビジネスの場面で英語を使うことができるかを非英語圏の人を対象に測ることができる試験として開発されました
TOEFL
TOEFLはTOEICと違い日本と韓国以外の国でも認知されています、しかしこのTOEFLという試験は主に学生が英語圏の大学に留学する際に学びの場で英語で討論したり、教授の言っていることを理解できるかなどの英語能力の証明として使われています
したがって問題も講義の場面や生徒と教授の対話の場面などの問題がほとんどです。
またTOEFLという試験は英語で授業の内容が理解できるかを測るものとして開発されたので問題に出てくる単語も生物や経済、美術など文系・理系に問わず様々な単語が出てきてマニアックなものも多いです。
TOEFLの勉強法や参考書についてまとめた記事はこちら
IELTS
IELTSはTOEFLと同じで英語圏の大学に留学する際に授業の内容を理解することができるかの証明として使われることが多く、そのために開発されています
ではTOEFLとIELTSの違いはなんなのか?
TOEFLはアメリカやカナダなどアメリカ英語を使用する国の大学に留学する際に英語運用能力の証明として使用されることが多くIELTSはイギリスやオーストラリアなどのイギリス英語を使用する国の大学で英語運用能力の証明として使われています
なのでIELTSは単語や発音がイギリス英語なので特別な対策が必要になってくるかもしれません
またTOEFLとIELTSのどちらを受けるか迷っている場合はTOEFLを受けてください
TOEFLはイギリスやオーストラリアなどでも使用できることが多いのですがIELTSがアメリカやカナダで使用できることは比較的少ないです
というのもIELTSはTOEFLに比べてシェアや歴史が浅くまだ世間に広まっていないからだと思われます
IELTSの勉強法や参考書をまとめた記事はこちら
英検
英検は中学校や高校で受験することが多いと思うのですが英検が上の3つと大きく違うのがレベルごとに問題が違い自分のレベルにあった問題で受験することができるということです
上記の3つはスコア評価なので元々の問題が結構難しいです
なので中高生でまだ英語を学んでいる途中の人は英検があっていると思います
また英検は一回取得した級は基本的に永遠に証明として使用することができますが上記の3つはだいたい2年以内のものを証明として認めるとしているところが多いです。
それぞれの試験のレベル関係は?
文部科学省が公式にこのような表を作成しています。
そしてこの表が自分の試験受験経験から言ってもあっているのではないかなと思います